商品について マルっとした形がカワイイ巾着式のショルダーポーチ。
70年代の旧タグを復刻したVINTAGE LINE(ヴィンテージライン)のコーデュラナイロン素材と、落ち着いた色味のボア素材のリバーシブル仕様。
インビタ社製の強固な素材[CORDURA(コーデュラ)NYLON]を使用しており、軽量でタフなボディが魅力です。
素材 表地/ナイロン100%CORDURA NYLON(コーデュラナイロン) 裏地/アクリル44% ポリエステル56% 生地裏側/ポリウレタンコーティング サイズ 高さ26cm 上部幅29cm 下部幅21cm マチ9cm 重量110g(KINCHAKU SHOULDERより少し大きくなっています) カラー BLACK ブラック 黒 CARAMEL キャラメル GRAPHITE グラファイト ダークグレー NAVY ネイビー 紺 ※全カラー、ボア面はベージュです。
KELTY/ケルティについて 大型であれ小型であれ現在のバックパックの機構には、ウエストベルトが装備され、背部をテンションさせるなど幾つかの共通点がある。
この基本概念は、50年以上前、ディック・ケルティの「発明」によって登場した。
ケルティはガレージで、溶接機を片手にアルミフレームと格闘し、妻のニーナは台所でミシンをかけ続けていた。
自身が熱狂的なアウトドアマンであるケルティは、自分が納得できない製品に妥協することなく、作っては改良を加える日々が流れた。
やっと年末に完成したのが29個。
世界で初めてのバックパックの誕生だった。
その利益は、わずか678ドル。
そして53年に90個、54年は220個を販売した。
ビジネスとして軌道に乗ったとは言い難い日々が流れた。
しかし転機はまもなく訪れた。
カリフォルニアだけの市場に限界を感じたケルティは、通信販売のカタログに掲載する事にした。
この戦略は彼に大きな幸福をもたらすことになった。
カタログに発見した前代未聞のモノ、アルミ製フレーム+分割されたナイロンのコンパートメントに、東海岸を中心に全米の若者達の目が惹かれた。
ここからバックパッカーという新たな文化が誕生し、KELTYのロゴを背負うことがステータスとなっていくのだった。
ケルティの革新精神はその後も尽きることなく、次々と新しいアイデアを投入しては製品を発表していった。
時を置かず、その完成度と機能性の高さは、プロのクライマー達の注目を集め始めた。
1963年のF.UnsoeldとF.Hornbeinによるエベレストへの初登頂、1966年ナショナル・ジオグラフィック南極大陸遠征、1975年K2、1982年Cholatseへの初登頂、そして1983年7大陸最高峰遠征...米国の歴史的偉業の多くはKELTYと共に達成されてきた。
まさにアウトドア・スポーツという登山とは異なる新しい概念が日本に伝わるきっかけとなったKELTYこそ、現代のOUTDODRカルチャーにとって最もエポックメイキングなブランドといえる。
このようにして総合アウトドアメーカーとして巨大企業となった現在も、ファミリー層からトップクライマーまでに絶対的な信頼を受け続けるKELTYを支える理念と誇りは、ディック・ケルティの遺志と共に生き続けている。
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